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宇都宮ライトレールに乗ってきました! ~すべての電停がバリアフリー化され単独乗降可能~

2023年09月07日 バリアフリー

車両の全体写真

8月末に開業した宇都宮ライトレール(LRT)のバリアフリー整備をチェックするために、乗ってきました。路面電車は日本各地にありますが、古い車両や電停も多く、車いすでどの車両も自由に乗降できるのは富山や東京の都電荒川線(東京さくらトラム)くらいかなと思います。

宇都宮ライトレールは完全な新規路線としてオープンしたもので、バリアフリーだとは聞いていたのですが、気になったのでチェックしてみました。

車両の全体写真
JR宇都宮駅の東口に宇都宮ライトレールの始発駅があります。かっこいい車両ですね!

ホームへ向かう道
歩道からホームへは緩やかなスロープがあります。
ホーム
こちらがホーム。3両編成で、車いすスペースは先頭、真ん中、最後尾の3ヶ所に設置されています。車いすスペースのある乗降口にはこのように車いすマークが表示されています。

ホームに入ってきた車両
ホームに車両が入ってきました。段差ほとんどありません。

段差と隙間1 段差と隙間2
ホームと車両との段差と隙間は、目視ですが、段差1cm程度、隙間4-5cmくらいでした。どの乗降口もこのくらいです。

車いすユーザーが乗降する様子 車いすユーザーが乗降する様子2
電動車いすで単独乗降できるか?ちゃんと乗れました。手動はキャスターが落ちないようにちょっとだけ注意必要ですが、ほぼ問題なしのレベルだと思います。

車いすスペース1
こちらが先頭と最後尾の車いすスペースです。車いす1台分かな。正面手すりのある壁の向こうが運転手席です。

車いすスペース2 車いすスペース3
こちらが真ん中の車両にある車いすスペースです。手動なら2台、大きな電動なら1台という感じです。
車内の様子
車内の通路は段差なくフラットです。

運賃支払い用ICタッチパネル
ドア横にICカードのタッチパネルがあります。下が乗り込むとき、上が下車するときにタッチします。

電停のホームの様子 電停のホーム

「宇都宮大学陽東キャンパス」という電停で降りて折り返してきましたが、すべての電停はホームまでスロープがあり、バリアフリー化されています。

オープンして1週間ということでダイヤが多少乱れていましたが、しっかりバリアフリー化されており、非常に快適でした。

すべての電停、乗降口が段差1cm×隙間4-5cm程度になっているため、車いすでも単独乗降できます。全く待たずに乗れる、素晴らしいLRTでした。宇都宮快適です。ぜひ、みなさん乗ってみてください。

餃子
試乗のあとは、宇都宮名物餃子を頂きました。美味しいよ!

▽宇都宮ライトレール

報告:佐藤 聡(事務局長)


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