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秩父宮ラグビー場 当事者参画で建て替えへ 2027年12月使用開始

2022年11月24日 バリアフリー


写真:新秩父宮ラグビー場のイメージ(鹿島建設HPから転載)

東京2020オリンピック・パラリンピックでは、当事者参画で国立競技場が建て替えられましたが、今度はお隣の秩父宮ラグビー場が建て替えられることになりました。現在の神宮第二球場の跡地に屋根付きスタジアム(1万5千人、イベント時2万人収容)として建設されます。

DPIでは2021年5月に、所有者の日本スポーツ振興センター(JSC)に対し、ユニバーサルデザインで設計すること、Tokyo2020アクセシビリティガイドラインを遵守すること、多様な当事者を構成員としたユニバーサルデザインワークショップ(UD/WS)を実施することを要請しておりました。

JSCでは要求水準(入札の要件)にこれらを盛り込んでくださり、3つのグループが入札し、このたび鹿島建設のグループが選ばれました。工事は2024年から始まり、2027年12月には供用開始予定です。

東京オリパラで実現した世界基準のバリアフリー整備を次世代に引き継いでいくためにも、国立競技場と同じく多様な当事者を構成員としたUD/WSが重要です。ぜひとも、更に進化したバリアフリー整備を期待したいと思います。

なお、この明治神宮外苑地区は再開発計画が進んでおり、国立競技場、秩父宮ラグビー場のあとは神宮球場の建て替えも予定されております。神宮球場は2028年着工、2031年完成、2032年利用開始予定です。こちらも素晴らしいバリアフリー整備が実現するように、DPIとして働きかけをしていきたいと考えています。

▽日本スポーツ振興センター(JSC)HP

▽鹿島建設HP

コンソーシアムメンバー(Scrum for 新秩父宮)
代表企業: 鹿島建設株式会社
構成企業: 三井不動産株式会社、東京建物株式会社、株式会社東京ドーム
協力企業: 株式会社松田平田設計、株式会社読売新聞東京本社、日本テレビ放送網株式会社、エイベックス・エンタテインメント株式会社、株式会社ニッポン放送、ソフトバンク株式会社、鹿島建物総合管理株式会社、ALSOK常駐警備株式会社、株式会社東京ドームファシリティーズ、東京不動産管理株式会社

報告:佐藤 聡(事務局長)


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