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【視察報告】日本最高水準のバリアフリー パロマ瑞穂スタジアムオープン! 2026年アジア競技大会・アジアパラ競技大会メインスタジアム完成

2026年04月20日 バリアフリー

記念撮影

4月19日(日)に名古屋市内に新築されたパロマ瑞穂スタジアムがオープンし、視察に行ってきました。今秋に愛知・名古屋で開催されるアジア競技大会・アジアパラ競技大会のメイン会場として建設された陸上競技場で、この日は名古屋グランパスとアビスパ福岡のサッカーの試合がありました。

総席数は約3万席で、車いす席は303席と、1%以上もあるのです。昨年6月に施行されたバリアフリー法の義務基準は0.5%以上ですから、大幅に上回っています。

1階上部にぐるっと一周車いす席があり、サイトラインも十分確保されており、とても見やすいです。

バリアフリートイレもたくさんあり、カームダウン・クールダウン室も完備し、落ち着けるように防音で、壁はぶつかっても怪我をしないように弾力のある素材でできています。

売店のカウンターの高さは全て車いすで使えるように低くなっており、移動ルートも健常者と分けることなく一緒に移動できます。

入場口は3階にありますが、30人乗りの大型エレベーターと傾斜1/20の緩やかなスロープが複数あって、バリアフリールートが複数確保されています。国立競技場と並ぶ(むしろ追い越している)バリアフリー整備の素晴らしいスタジアムでした。

当日は名古屋の車いすユーザーの皆さんと共に、沖縄の自立生活センター・イルカ、西宮のメインストリーム協会、大阪の夢宙センターとNPOちゅうぶ、東京のSTEPえどがわ、茨城のほにゃらからも車いすユーザーがたくさんいらっしゃってました。各地でスタジアムの建設計画があり、当事者の意見反映に取り組む障害当事者の皆さんが視察に来てくれたのです。

最寄駅は瑞穂運動公園西駅と瑞穂運動公園東駅なのですが、西駅の方には秋のアジア大会までに30人乗りのエレベーターがもう1基建設されるそうです。東駅からは歩道の整備もされていました。スタジアムだけでなく、アクセスも改善されています。

パロマ瑞穂スタジアムは日本最高レベルのスタジアムだと思いました。車いすユーザーも快適に、健常者と一緒に観戦を楽しめる素晴らしいスタジアムです。ぜひ、みなさん見に行ってください。

座席から競技場内部を見た様子

超満員ですごい熱気! 右側は車いす席です。

車いす席の様子
こういう感じでぐるっと一周車いす席です。

ドリンクホルダーにペットボトルが入っている様子

ドリンクホルダーは邪魔にならないように少し低い位置にあります。

バリアフリートイレの幅広い入口

バリアフリートイレは1ヶ所に4−6室配置されており、待ち時間が少なく利用できます。

バリアフリートイレの内部の様子

ユニバーサルベッドもあります。

案内サイン

国立競技場と同じように必要最小限の情報に絞られており、シンプルでわかりやすいです。

スタジアムへと続くスロープ

入り口は3階なのですが、そこまでスロープがあります。傾斜が1/20ととても緩やかです。
エレベーター
エレベーターは30人乗り。袖なしタイプなので乗り降りしやすいです。

名古屋市副市長の杉野みどりさんと吹上康代さん
名古屋市副市長の杉野みどりさん、吹上康代さんがいらっしゃっており、感想をお伝えすることが出来ました。

自立生活センター・イルカの皆さん
なんと、沖縄から自立生活センター・イルカのメンバーが来ていました!地元でスタジアムの建設計画があり、その参考のために視察に来られたそうです。

記念撮影
試合終了後、車いすユーザーの皆さんで記念撮影! たくさん集まりました!

報告:佐藤 聡(事務局長)


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