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【開催報告】愛知県重度障害者団体連絡協議会主催 「誰もが楽しめるアジア・アジアパラ競技大会をめざして in 岡崎」(公益財団法人 日本社会福祉弘済会 助成事業)

2023年10月04日 バリアフリー

シンポジスト

愛知県では、2026年に第20回アジア競技大会・第5回アジアパラ競技大会が開催されます。これを契機としてバリアフリーの推進やインクルーシブな社会を作ろうと愛知県重度障害者団体連絡協議会(愛重連)が取り組んでいます。

県内各地で継続してシンポジウムを開催しており、9月18日には岡崎市で開かれ、DPIから佐藤事務局長も参加しました。地元の岡崎自立生活センターぴあはうすの高橋美絵代表にレポートを書いていただきました。


みなさん、こんにちは。愛知県重度障害者団体連絡協議会(以下、愛重連)で副会長を務めている高橋です。

2026年に「アジア競技大会・アジアパラ競技大会」が愛知県とその近隣県で開催されます。それに向けて、各競技施設や交通アクセスなどのアクセシビリティな環境作りをするために、公益財団法人日本社会福祉弘済会様の助成を受け、愛重連主催のシンポジウムを開催しましたので、報告をさせていただきます。

愛重連では2021年度から各関係機関をお招きしてシンポジウムを継続して開催してきました。これまではコロナ禍ということもあり、名古屋市からオンラインにて開催していましたが、競技大会は名古屋市だけではなく県内各地で行われる予定のため、今回は岡崎市で対面にて開催しました。(本当はハイブリッドで開催したかったのですが、ハード面で難しい部分が多く、今後の課題であると感じています。)

▽昨年度のシンポジウムの報告

11月13日(日)「東京オリパラ2020から、アジア競技大会・アジアパラ競技大会2026に向けて ~誰もが安心・安全のバリアフリー環境に いいねぇ!」開催報告(愛知県重度障害者団体連絡協議会主催)

第1部 基調講演

第1部では北京パラリンピック陸上競技で金メダルを獲得した伊藤智也さんをお迎えし、『諦めない今が、誇れる未来をつくる』というタイトルの基調講演をしていただきました。進行性の難病を抱える伊藤さんから、今を一生懸命生きることの大切さについてユーモアを交えながら教えていただきました。

伊藤さん基調講演

第2部 シンポジウム

第2部は前半と後半に分け、中部大学教授の磯部友彦先生をファシリテーターとしてシンポジウムを行いました。

前半はDPI日本会議事務局長の佐藤さんから東京オリパラに向けた会場バリアフリーの取組み、そして会場だけではなく公共交通や宿泊施設の整備に関するお話を伺いました。新幹線や特急の車いす対応席やホテルのバリアフリー化など、愛知でももっと進めていけたらと感じました。

シンポジスト

第2部後半は、岡崎市スポーツ振興課課長の山田さんより、パラスポーツ普及啓発の取組み、アジア大会、アジアパラ大会に向けての取組みについてお話いただきました。岡崎市内ではアジア大会ではバレーボール、アーチェリー、野球が、パラアジア大会ではシッティングバレー、アーチェリーが行われる予定とのことです。

これから改修なども行われていくとのことですので、良い改修になるよう協力していきたいと思いました。また、山田課長のお話に続いて、地元当事者団体として髙橋がスポーツとの関わり方をお話しさせていただきました。

私自身は疾病の関係上ハードなスポーツをすることは出来ませんが、全国各地に観戦に行ったり、スポーツボランティアを行ったりと様々な関わり方があること、アジア大会、アジアパラ大会を契機に岡崎のまちの変化への期待についてお話させていただきました。

参加者の様子

そして磯部先生から各登壇者に対しての質問や今後の展望などについてのやりとりがありました。基調講演をしてくださった伊藤さんからもスポーツをする側ではこういうことをあまり知る機会がなく、貴重な経験となりましたとのコメントをいただきました。

パラアスリートの方々は中途障害の方が多く、なかなか私たちのような障害者運動を知る機会も少ないのだろうと感じました。今回のシンポジウムを機にお互いを知り合うことが出来たような気がします。

シンポジウム最後には岡崎市の中根市長も来てくださいました。このような集まりはもっともっと開催して盛り上げて欲しいとのお言葉をいただきました。

イベントを終えて

久しぶりの対面イベント、しかも慣れない場所ということで、登壇してくださった皆様や参加してくださった皆様にご不便やご迷惑をかけてしまった部分もあるかもしれませんが、大きなトラブルもなく開催出来たということで個人的にはほっとしています。愛重連では来年1月に刈谷市でもシンポジウムの開催を計画しています。

愛知の各地でアジア大会、アジアパラ大会をきっかけにハード面、ソフト面両方が進み、誰もが暮らしやすい街に進化していけたらと思います。

最後に…シンポジウム当日、会場最寄りの藤川駅の自由通路のエレベーターが故障中で名古屋方面に行くには踏切を渡らなければいけませんでした。

藤川駅 エレベーター

まさかの出来事で驚きましたが、せっかくあっても使いたいときに故障していたら意味がありません。こういったところにも目を配っていかなければいけないと思いました。

報告:高橋美絵(岡崎自立生活センターぴあはうす代表)

<イベント詳細>

日時:2023年9月18日(月・祝)13:00~16:00
会場:岡崎市東部地域交流センター 第3活動室A・B
開催方法:対面
参加費:¥500(資料代)

基調講演:伊藤智也 氏(基調講演/車椅子陸上競技 パラリンピック 金メダリスト)
シンポジスト:佐藤 聡 氏 (DPI日本会議 事務局長)
山田 能正 氏 (岡崎市社会文化部スポーツ振興課 課長)
高橋 美絵 氏(岡崎自立生活センターぴあはうす 代表)
コメンテーター: 伊藤 智也 氏 (パラリンピアン〈車椅子陸上競技))
ファシリテーター: 磯部 友彦 氏 (中部大学 教授)
参加者:35名(県内障害者団体、行政(岡崎市)、一般)


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