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3月12日JRダイヤ改正で2つの取組みがスタート!
東海道新幹線新型N700S定期運行1日18本へ、JR東日本一部駅で乗務員による乗降介助開始

2022年03月09日 バリアフリー

新幹線

以前にもご報告しましたが、今週末のJRのダイヤ改正で、新しい取り組みが2つ始まります。ぜひ、みなさん乗ってみて、感想をDPIにお寄せください。

1.新型N700S定期運行開始 1日18本へ

東海道新幹線では、昨年4月から車椅子スペース6席の新型N700Sが導入されていますが、これまでは定期運行されておらず、当日の朝にならないと、どの列車かわかりませんでした。しかし、3月12日から、毎日18本決まった列車で運行されるようになります。具体的な列車は以下の通りです。

◆車椅子スペースを6席設置したN700Sで運転する列車・時刻

《下り》

のぞみ207号 東京 8:00 ➡ 新大阪 10:30
のぞみ213号 東京 9:00 ➡ 新大阪 11:30
のぞみ247号 東京 17:39 ➡ 新大阪 20:06
のぞみ255号 東京 19:00 ➡ 新大阪 21:30
のぞみ261号 東京 21:03 ➡ 新大阪 23:27
ひかり633号 東京 7:33 ➡ 新大阪 10:27
こだま703号 東京 6:57 ➡ 新大阪 10:51
こだま727号 東京 12:57 ➡ 新大阪 16:51
こだま733号 東京 14:27 ➡ 名古屋 17:06

《上り》

のぞみ204号 新大阪 6:15 ➡ 東京8:39
のぞみ210号 新大阪 7:39 ➡ 東京10:06
のぞみ236号 新大阪 16:15 ➡ 東京18:45
のぞみ246号 新大阪 18:15 ➡ 東京20:45
ひかり648号 新大阪 11:18 ➡ 東京14:12
ひかり668号 新大阪 20:45 ➡ 東京23:29
こだま724号 新大阪 11:54 ➡ 東京15:48
こだま748号 新大阪 17:54 ➡ 東京21:48
こだま754号 名古屋 20:38 ➡ 東京23:24

※詳細はJR東海のHPに「2022年3月ダイヤ改正について」をご覧ください。(PDF)

2.JR東日本 一部の駅で乗務員による乗降介助始まる

2020年秋から国交省で開かれている意見交換会で、車いす使用者に対し、乗務員がスロープ介助を行うことを提案してきました。現在、多くの鉄道事業者は、駅員がスロープ介助を行っていますが、無人駅の場合は駅員配置に時間がかかるため、車いす利用者等は実質的に利用時間の制限が生じています。

しかし、車両にスロープを積んで、乗務員がスロープ介助をすれば、始発から終電までどの電車でも待つことなく乗降することができるようになります。伊予鉄道(愛媛)、熊本電気鉄道(熊本)、水間鉄道(大阪)等で実施されており、2月からはJR九州(香椎線)でもスタートしています。

このたびのダイヤ改正で、JR東でも一部の駅ですが、実施されることになりました。大きな一歩だと歓迎しています。ぜひ、乗ってみて感想をDPIにお送りください。

▽詳しくはJR東日本のホームページをご覧ください(PDF)(外部リンク:JR東日本)

※ 試行対象駅:左沢駅(左沢線) 女川駅(石巻線) 東名駅・野蒜駅(仙石線※1) 郡山富田駅・磐梯熱海駅(磐越西線※2) 北中込駅・臼田駅・八千穂駅・馬流駅・松原湖駅・佐久海ノ口駅・甲斐小泉駅(小海線)


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