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新幹線のバリアフリー対策検討会が始まりました!

2019年12月24日 バリアフリー

2019年12月23日(月)に第一回新幹線のバリアフリー対策検討会が開かれました。

れいわ新選組の木村英子参院議員が参院国土交通委員会で新幹線の車いす用スペースの数や広さが不十分だと問題提起したことを受けて設けられた検討会です。

当日は、新幹線を運行しているJR5社の社長、赤羽大臣、鉄道局と総合政策局の局長、次長、課長等が出席し、障害者団体は日本身体障害者団体連合会(日身連)とDPI日本会議でした。

赤羽大臣からは、「東京2020オリンピック・パラリンピックは、共生社会に向けて日本が大きく変わったという一年にしなければならない。バリアフリーは国の品格を示す象徴的なもの。原則は、健常者も障害者も同じ取扱にしなければならない。差別的取扱いがないように目に見える改善をしてほしい。待ったなしの課題と考えており、検討会を立ち上げた。オリパラの特定期間だけでなく、上乗せして、レガシーとして残したい。国民が驚くくらいの改善が必要。国土交通省を上げて協力することをお約束したい」という熱のこもったごあいさつがありました。

 

JR各社からは、現在の取り組み、車いすの人の利用状況等が報告され、改善に向けて前向きな発言もありました。DPIからは、短期的な課題と長期的な課題をまとめた意見書「新幹線改善のポイント」(ワード)を提出し、現状の課題と改善の提案をご説明させていただきました。

1時間の予定でしたが、局長、次長等からも「短期的課題、長期的課題と分けても、長期的課題もできる限り速やかに改善してほしい」「現在の利用状況だけで考えるのではなく、スペースが増えれば利用者も増えていくという考えで進めてほしい」といった熱心な意見が出るなどし、時間を延長して開かれました。

この検討会の下に、ソフト対策とハード対策のワーキンググループがそれぞれ設けられ、1月から具体的な議論が始まる予定です。今回、障害者団体は2団体だけでしたが、より多くの障害者団体が参加できるように声をかける、議事録や資料はすべて公開する、ということでした。

参加して感じたことは、赤羽大臣をはじめ国交省の改善に向けた並々ならぬ熱気です。長年改善されなかった新幹線の課題が大きく動き出そうとしています。ぜひ、みなさんご注目ください。

▽検討会に提出した意見書「新幹線改善のポイント」はこちらからダウンロードできます(ワード)

(事務局長 佐藤 聡)

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