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インクルーシブ教育合宿の参加者の皆さんから感想をいただきました!インクルーシブ教育はやっぱり重要(その2)

2023年03月27日 インクルーシブ教育

Smile

2023年2月23日にオンラインで開催された教育合宿について、前回に引き続きあと2名(三宅さん、市川さん)の感想をご紹介します。是非ご覧ください。

▽合宿全体の報告はこちら

▽参加者感想その1はこちら


自分史の発表の中で、私自身も含めて、特別支援学校の生活で共感できる部分として、ひとりクラスの経験談として、学習の面において集中できるという反面、孤独感や、コミュニケーション能力の向上において、習得が難しい。といった私の経験でも、感じていたことが、他の参加者においても共通して、感じていたという事が分かりました。

全体を通して、総括所見での報告にあったように、特別支援教育の根本にある医学モデルを社会モデルに変えていき、どんなに重度の障がいがあってもコミュニケーション手段の獲得等の社会に出ても困らない、教育に変えていく必要があるのではないかと考えました。

三宅 貴大(特定非営利活動法人あいえるの会 自立生活事業部)


私は現在、愛知県岡崎市の自立生活センターで働いております。その中で活動に参加しており、インクルーシブ教育について勉強しているところです。今回他の地域の方々がどんな学生生活を送っていたのかを知りたいと思い、初めて参加させていただきました。

私は幼い頃から地元にいる友達と一緒に普通学校に通いたい思いがありました。リハビリと手術のために小学4年生まで愛知県岡崎市の特別支援学校に通い、小学校5年生から大学まで普通学校の普通学級に通いました。小学校・中学校は私の地元の愛知県蒲郡市の普通学校に通い、友達とも一緒のクラスになりました。

地元の普通学校生活は親の付き添いが条件でした。小学生の時は、基本授業中親は別室で待機し、クラスメイトと一緒に受けていましたが、一人では出来ない授業や修学旅行などの行事は付き添っていました。中学生の時は修学旅行などの行事のみ付き添っていました。高校以降は親の送迎以外は周りのクラスメイトや先生方にサポートしていただきました。

今回の育成研修を通して私の学校生活を振り返るとインクルーシブ教育では無い部分があったことを改めて感じました。参加者の皆さんの学生生活を聞いて、同じ悩みや環境に共感することが多かったです。

インクルーシブ教育に関してまだまだ不勉強ですが、今後の活動に活かして、地域とのつながりを大事にしながら少しずつ変えていけるようにしていきたいです。この育成研修に参加できたこと嬉しく思っております。

ありがとうございました。

市川 達朗(岡崎自立生活センターぴあはうす)


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