8月23日(土)DPI事務局長の佐藤が登壇します-2025年日弁連人権擁護大会「インクルーシブ教育」プレ集会のご案内-
今年12月に、日本弁護士連合会の人権擁護大会が「インクルーシブ教育」をテーマとして開催されます。
それに先駆け、新潟県と北海道で「インクルーシブ教育」をテーマとした集会が開催されることになりました。会場とオンライン配信によるハイブリッド形式ですので、是非、ご参加下さい。
【新潟県】8月23日(土)「地域で学び、育ち、ともに生きる社会とは」
DPIの佐藤聡事務局長が登壇します。
2022年、国連障害者権利条約の総括所見において、日本はインクルーシブ教育と脱施設化の推進を強く勧告されました。これを受け、日本弁護士連合会は2025年12月11日の人権擁護大会でインクルーシブ教育とインクルーシブ社会についてシンポジウムを開催します。
それに先駆け、新潟県弁護士会もプレシンポジウムを実施いたします。障害者権利条約は、締約国に対し、障害の有無を問わず、合理的配慮や必要な支援を受けながら、誰もがともに学ぶインクルーシブ教育を受ける権利を人権として保障することを求めています。
単に同じ教室にいるだけの統合ではなく真のインクルーシブ教育を実現するためには、学校教育を根本から変えていく必要があります。
障害のある子を分離せず、誰もが心地よく共に育つことができる学校を作るにはどうしたらいいか、インクルーシブ教育について一緒に考えてみませんか?
■日時:8月23日(土)13:00~16:00(開場12:30)
■場所:新潟市民プラザ(NEXT21ビル6階)& オンライン配信
※バスご利用の場合は「古町」バス停下車、徒歩1分
〒951-8061 新潟県新潟市中央区西堀通6番町866番地
■参加費:無料
■情報保障:手話通訳、要約筆記、テキストデータ
■会場定員:400名(会場参加は予約不要。オンライン参加の場合はWEBフォームからのお申し込みが必要です)
■申込:以下のWEBフォームからお申し込みください。申込締切:8月19日(火)
※ 開催日前日までに新潟県弁護士会よりお申込みいただいたメールアドレス宛に視聴URLをご案内いたします。
■視覚障害のある方向け配布資料テキストデータのお申込リンク
※申込締切:8月19日(火) 送付予定:8月20日(水)
■プログラム
<第一部>基調講演「インクルーシブ教育って何だろう」
講師:佐藤 聡(DPI日本会議事務局長・日本障害フォーラム(JDF)幹事議長・国土交通省移動等円滑化評価会議委員)
1967年新潟県南魚沼市生まれ。9歳で障害をもち、小4から中2まではまぐみ学園で生活する。その後は地元の普通校大巻中学校に転校し、六日町高校を卒業。関西学院大学で自立障害者に出会い、自立生活運動に携わる。1991年からメインストリーム協会で、重度障害者の自立支援、交通バリアフリー運動、介助制度づくりに取り組む。2014年からDPI日本会議事務局長となり、権利擁護、バリアフリーの推進等に取り組む。
<第二部>パネルディスカッション
[パネリスト]
- 佐藤 聡 氏 (DPI日本会議事務局長)
- 角屋 香里(十日町市立十日町小学校教員・通級指導教室担当)
- 障害のあるお子さんをもつ保護者
[コーディネーター] 黒岩 海映(弁護士・新潟県弁護士会子どもの権利委員会委員)
◇お問い合わせ:新潟県弁護士会事務局 電話: 025-222-5533
◇主催:新潟県弁護士会
◇共催:日本弁護士連合会、関東弁護士会連合会(予定)
【北海道】8月30日(土)「同じ場で共に学ぶインクルーシブ教育のこれまでとこれから」
日本は2014年に国連障害者権利条約を批准しました。この条約は、障害のある子どもたちと障害のない子どもたちの学びの場を分けること(分離教育)ではなく、全ての子どもたちが同じ場で共に学ぶインクルーシブ教育を批准国に義務付けています。
インクルーシブ教育を受ける権利は、障害の有無にかかわらず全ての子どもたちに保障される大切な権利です。しかし、残念ながら、今現在も日本では特別支援学校や学級が増加傾向にあり、子どもたちの教育を受ける権利が十分に活かされていない現状があります。
インクルーシブ教育は、誰もが互いを尊重し、共に生きる共生社会を実現するための土台となるものです。2025年12月に長崎で開催される日本弁護士連合会人権擁護大会では、この重要なテーマを人権問題として取り上げることになっています。
それに先立ち、本シンポジウムでは、北海道におけるインクルーシブ教育の具体的な実践例をご紹介するとともに、教育現場が目指すべき方向性について、ご参加の皆様と共に考えを深めることを目的としております。
このシンポジウムが、インクルーシブ教育への理解を深め、全ての子どもたちが自分らしく輝ける社会の実現に向けた一歩となることを願っております。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
■日時:8月30日(土)13:00~16:30(開場12:30)
■場所:札幌弁護士会館 5階&オンライン配信
〒060-0001 北海道札幌市中央区北1条西10丁目
■参加費:無料
■情報保障:手話通訳、要約筆記、点字資料、テキストデータ
※点字資料、テキストデータを希望される方は下記の申込フォームにご記入ください。
■会場定員:100名
■申込:以下のWEBフォームからお申し込みください。申込締切:7月31日(木)
メールでお申込みの場合は、 furuki@sincere-law.com まで、件名を「インクルーシブ教育プレ集会参加申し込み」として以下の項目についてお送りください。
- メールアドレス
- お名前(ふりがな)
- 所属(ない場合は「なし」と記入)
- 参加方法(会場参加/Zoom(オンライン)参加)
- 個別支援(手話通訳・要約筆記・点字資料・テキストデータ・その他)※手話通訳と要約筆記は会場のみとなります。
■プログラム
12:30 受付開始
13:00 主催者挨拶
13:10 講演 小国喜弘さん(教育学者、東京大学大学院教授、インクルーシブ教育研究の第一線で活躍中)
14:50 パネルディスカッション①自閉症のカズと仲間と担任の先生(中学校の3年間を普通学級でともに過ごし、確かな絆を結びました。)
15:50 パネルディスカッション②意見交換会
16:30 終了予定
◇連絡先:弁護士 西村武彦(ルピナス法律事務所 電話:011-251-0377)
◇主催:札幌弁護士会
◇共催:日本弁護士連合会
▽チラシダウンロード(PDF) ルビ付きチラシはこちら(PDF)
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