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【タウンミーティング開催報告】熊本から本物のインクルーシブ教育を!(キリン福祉財団助成事業)

2026年03月09日 イベントインクルーシブ教育

写真:パネルディスカッションの様子
写真:パネルディスカッションの様子

2026年2月28日、熊本学園大学高橋守雄記念ホールにてDPIタウンミーティングin熊本〜熊本から本物のインクルーシブ教育の実現を!〜が開催されました。

第一部では熊本県でのインクルーシブ教育の取り組みを私が報告し、保護者の立場としてともまなネットの東絵美さん、当事者の立場として熊本学園大学の橋口侑果さんがそれぞれ話をしました。

写真:報告①植田洋平さん
写真:報告①植田洋平さん

東さんのお話は、現在地域の学校に通っている息子さんのこれまでのことと現在の様子を話されました。子どもたちとの関わりの中で息子さんが成長しているお話がとても印象的でした。橋口さんからは地域の学校から支援学校に不本意な進学をしたことや、そこでは自尊心を無くしてしまうような教育を受けていたことが話されました。

 写真:左から東絵美さん、橋口侑果さん
写真:左から東絵美さん、橋口侑果さん

聞いていて胸が痛くなるような切実なお話でした。それらの報告を受けて、尾上さんがそれも踏まえながらインクルーシブ教育と学校のバリアフリー化についてお話しされました。

写真:尾上浩二
写真:尾上浩二

第二部では東京大学の小国先生が「インクルーシブ教育はいかに実現できるか」という力強い演題でお話をしていただきました。小国先生のとてもユーモアがあり、歯切れの良い軽快なお話は普段東京で話す様子以上に調子が良かったそうです(笑)。お話の中で、インクルーシブ教育で大切なことについてお話しいただき、それがとても印象的でした。

写真:基調講演 小国喜弘さん
写真:基調講演 小国喜弘さん

「共に学ぶ中ではお互いの人権と人権がぶつかることがある。それをお互いに話し合って一緒に過ごす方法を考えることがとても大切な学びなのです」

これまで自分が何となく分かっていて何と言葉にしたら良いのか分からなかった言葉が綺麗に言語化されました。

第三部のパネルディスカッションではこれまで登壇された方々に加えて、熊本学園大学の堀正嗣先生、ともまなネットの廣岡睦美さん、小学校教諭の川口久雄さんが登壇されました。

パネリスト 廣岡睦美さん、映頼さん 川口久雄さん  堀正嗣さん
写真:左からパネルディスカッション パネリスト 廣岡睦美さん、映頼さん・川口久雄さん・コーディネーター 堀正嗣さん

登壇者全員が1人で1時間以上話せるような濃い経験、取り組みをされている方々なので、時間が全く足りませんでした。
パネルディスカッションでは、「本物のインクルーシブ教育」ってなんだろう?という話から始まり、どのようにインクルーシブ教育を実現させるかという話に展開していきました。

写真:司会 桑本謙さん、佐々木希さん
写真:司会 桑本謙さん、佐々木希さん

尾上さんから、「まずは熊本の差別禁止条例に地域の学校への入学拒否の禁止項目を設けては?」という提案があり、1番効果的で取り組みやすい内容と思いました。熊本で早速取り組んでいきたいと思います。

タウンミーティング終了後、懇親会では東俊裕さんが少しお話をしてくださいました。「これまで地方の取り組みから法律ができてきた。差別禁止条例も条例が先行して差別解消法ができた。出来るかどうか分からないけれど、インクルーシブ教育条例が出来ないだろうか」

個人的に、いつか東さんに追いついて、運動を引っ張れるようなリーダーになりたいと思っていましたが、東さんはいつまで経ってもすごい人だと思わされた提案でした。

インクルーシブ教育条例、面白そうですよね!もし実現したら熊本から全国に広がる取り組みだと思います。熊本から本物のインクルーシブ教育を!改めて決意したタウンミーティングでした。

写真:会場前方に作った畳に座って見れる席
写真:会場前方に作った畳に座って見れる席

報告:植田洋平(ヒューマンネットワーク熊本 事務局長)


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