障害のある人もない人も同じように暮らせる社会へ

「今月はここに注目!!」
各分野での注目すべき検討会・パブリックコメント・裁判・イベント・動きなどまとめてお届け!(8月号)

2020年08月03日 イベント

今月はここに注目!

現在の国の動き、障害者運動に何が起きようとしているのか、
情勢を追いかけるためにもってこいの「ここに注目!メールマガジン」8月号をお届けします。

今月の注目すべき検討会・パブリックコメント・裁判・イベント・動きなど各分野でまとめてお届けします。
これをみれば一目瞭然!

凡例:◎=大注目! 〇=注目! △=よかったら見て

クリックすると各分野に移動します


地域生活

○注目!
2021年度障害福祉サービス等報酬改定検討チームで、団体ヒアリングが始まっています(外部リンク:厚労省)

<ワンポイント解説>
 報酬改定は3年ごとに行われます。前回は平成30年度(2018年度)でしたので、つぎは来年です。DPIのヒアリングは7月30日(木)でした。
 ヒアリング団体からの提出資料は上記のURLで見られます。「限りある財源をどう分配するか?」という障害福祉予算内での分捕り合戦に持ち込まれないように、総額自体の低さ、発想の転換、地域移行・地域生活のためのサービスと報酬の充実を求めています。
 なお、この報酬改定検討チームのオンライン会議については、YouTubeのライブ配信(アーカイブはなし)により公開されています。各回ごとに当日資料のページにライブ配信先のURLが掲載されますので、傍聴される方は上記リンク先から資料のページをご確認ください。

バリアフリー

◎大注目!
8月上旬(詳細未定) 新幹線のバリアフリー対策検討会 実証実験

<ワンポイント解説>
新型コロナウイルス感染防止策として密を避けるために、7月12日に続き、2回目の実証実験が予定されています。次回は、ストレッチャー型等の車いす、呼吸器搭載の車いすのテスト等を行う予定です。

▽7月12日(日)新幹線車椅子用フリースペース実証実験 参加報告(DPIホームページ)

▽NHKで報道されました【東海道新幹線の車いすスペース 1編成に6席分義務づけへ 国交相(外部リンク)

▽読売新聞でも報道されました【東海道新幹線の車いす用座席、国交相が1編成6席へ拡充求める】(外部リンク)

 


◎大注目!
8月下旬(詳細未定) 新幹線のバリアフリー対策 最終取りまとめ

<ワンポイント解説>
 昨年12月から取り組んできた新幹線のバリアフリー対策ですが、2回の実証実験を経て、最終取りまとめが公表される予定です。今後の新幹線のバリアフリー整備の在り方、さらに特急車両も含めた基準改訂につながる見込みですのでご注目ください。


◎大注目!
学校施設のバリアフリー化等の推進に関する調査研究協力者会議
(公立小中学校のバリアフリー化)

<ワンポイント解説>
 5月のバリアフリー法改正で、新たに公立小中学校のバリアフリー化が義務化されました。文科省では、これを表記の調査研究協力者会議を立ち上げました。7月31日(金)に第一回が開かれ、資料が公表されています。配布資料➡資料8に今後のスケジュールがあります。12月までに合計4回(7月、9月、10月、12月)開催されますが、次回9月10日に「推進方策(緊急提言)とりまとめ」が公表されます。注目してください。

▽詳細はこちらからご覧いただけます(外部リンク:文部科学省)


◯注目!
募集期間:8月18日(火)から9月16日(水)まで

パブコメ:高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律施行令の一部を改正する政令案に関する意見募集について(外部リンク:e-Gov)

<ワンポイント解説>
 このパブリックコメントは、今年5月に改正されたバリアフリー法改正の施行令のパブコメです。公立小中学校が特別特定建築物への追加されてバリアフリー整備義務化となります。それについての意見募集となります。

権利擁護

〇注目!
募集期間:7月29日(水)から年8月28日(金)まで
パブコメ:「大阪府障害を理由とする差別の解消の推進に関する条例の改正(案)」に対する府民意見等の募集について(外部リンク:大阪府)

<ワンポイント解説>
 大阪府条例の改正のポイントは、民間事業者への合理的配慮の義務づけ、あっせんに合理的配慮に関する案件も対象にする(これまでは差別的取り扱いのみ)というものです。障害者差別解消法では、民間事業者は合理的配慮の提供が義務ではありません。次の法改正でぜひとも義務化してほしいのですが、大阪府のように条例で義務化するところが増えると、国に法改正に良い影響を与えます。ぜひ、全国のみなさん、大阪府条例パブコメにご意見をお送り下さい。

国際協力

△よかったら見て
ADA(障害をもつアメリカ人法)成立30年

<ワンポイント解説>
 1990年7月26日に成立したADAは今年30年を迎えます。記念のウエビナーやマーチなどさまざまなことが企画されています。ADAに関してはよく英日通訳でお世話になる斉藤明子さんの著書「アメリカ障害者法―全訳・原文」(現代書館)を読んでください。
 また、権利擁護運動を発展させ、遂にADA成立に至ったアメリカの障害者のパワーを知るには、是非Netflix で『ハンディキャップ・キャンプ: 障害者運動の夜明け』(Crip Camp) をみてください。日本語の字幕がついています。「1971年にウッドストック近くで行われた障害をもつティーン向けサマーキャンプの参加者は何かに目覚めたように動き出し、ついには歴史に刻まれる長い人権運動&改革へと発展!」との解説もついています。参加者の中にはジュディ・ヒューマンさんもいます。
<ワンポイント解説>
ADAはその後改定も行われているので、ネットでいくつかのADAに基づく裁判などと一緒に内容を見ていくと面白いです。

▽アメリカ障害者法―全訳・原文 (日本語) 単行本(外部リンク:Amazon)

▽「Crip Camp」現在Youtubeで無料公開中です(外部リンク:Youtube)。

※こちらは英語のみになります。日本語字幕が必要な方は有料になりますが、下記Netflixからどうぞ)。
▽「Crip Camp」 日本語字幕有り(外部リンク:Netflix)

障害女性

◎大注目!
各地で優生保護法裁判が再開されています!!
2高裁7地裁での裁判に、今後もご注目ください!

<ワンポイント解説>
 6月30日東京地裁判決は、この法律が憲法違反であったかどうかも明確にはされず、昨年の仙台判決より後退したものとなりました。1996年の母体保護法改正によって、社会に差別はなくなり、それからすでに20年以上経っていること(除斥期間)を理由に原告側敗訴という不当判決がなされました。原告の北三郎さん(仮名)は7月10日に控訴されたので、これからも応援していきましょう。また7月3日には全国初の視覚障害女性が、静岡地裁に提訴しました。これで原告は全国で25名となりました。

<8月に予定されている裁判>
8月 19日 (水)14:00~ 第9回口頭弁論 渡辺さん・川中さん(仮名) 熊本地裁

<今後予定されている裁判>
・9月 4 日(金) 16:00~17:00 仙台訴訟控訴審第2回期日 仙台高裁
・9月 24日(木) 10:30~17:00 兵庫訴訟第9回口頭弁論期日 神戸地裁
・9月25日(金) 10:00~ 小島さん結審予定  札幌地裁
・10月29日(木) 11:00~ 匿名夫婦結審予定 札幌地裁
・11月 12日(木) 13:30~17:00 兵庫訴訟第10回口頭弁論期日 神戸地裁
・11月30日(月) 14:00~ 大阪地裁判決

雇用・労働・生活保護・所得保障

◎大注目!
7月27日10時~12時 障害者の安定雇用・安心就労の促進をめざす議員連盟(インクルーシブ雇用議連)市民側打ち合わせ(Zoom)

<ワンポイント解説>
・臨時国会に向け、引き続き「雇用施策と福祉施策の一体的展開について」などについて検討課題と据え、各団体で抱える具体例を学ぶ勉強会を行っていくことになりました。議員の事務局側からインクルーシブ教育を受けている障害児の就学・就労支援に携わっている団体から報告をもらったらどうかとの提案がありました。今後、教育部会との連携も検討していきます。
・今年10月から開始される「雇用施策と福祉施策の連携による重度障害者等の就労支援事業」の都内実施自治体は、2つ。新宿区と多摩市。多摩市に住むCILふちゅうの関係者が利用予定です。
・就労支援体系(将来施策)案については、昨年各団体の意見を共有しまとめたものです。12月中に一定の合意を得ることを目標として、議論しています。DPIでもこの新案について意見をまとめていきます。

◯注目!
8月31日(月)10時~12時
障害者の安定雇用・安心就労の促進をめざす議員連盟(インクルーシブ雇用議連)市民側打ち合わせ(Zoom)

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