【傍聴・ご協力のお願い】12月13日（火）滋賀優生裁判　情報公開請求訴訟。オンライン報告会もあります

2022年11月10日イベント権利擁護

光を集める手のイメージ

10月25日に日比谷野音で開催された「優生保護法問題の全面解決をめざす全国集会」では、壇上で、全国各地の優生保護法被害者・家族原告や代理人からの訴えが行われました。

また、滋賀県を相手に京都新聞の森記者からも、滋賀県に裁判についても関心を寄せてもらえるよう、訴えがありました。滋賀県で10人の被害者の記録が確認されているものの、強制不妊手術の理由や生活状況など、実態を知る上で欠かせない情報については情報公開されてないため、森さんは弁護士や支援者の協力を得て、滋賀県にこれらの情報を開示するよう求めて裁判に臨んでいるとの報告でした。

また10月25日の集会には、京都から支援団体の香田晴子さん（日本自立生活センター（JCIL）、DPI日本会議加盟団体）、村田惠子 DPI日本会議常任理事も、以下の挨拶のために登壇しましたので紹介します。

香田晴子さん挨拶

情報開示は、被害者救済への大事な資料でもあります。国が私たち障害がある人にレッテルを貼り、人としての権利を奪った過去を知り、今後こういう事が繰り返されないために、この裁判の支援に関わらせて頂いています。

村田惠子さん挨拶

私たちは滋賀県への情報公開請求訴訟から優生保護法による強制不妊手術という残酷な事実を社会に伝えることから、各地の裁判への連帯となって早期解決へつながると支援に関わらせていただいています。ともに頑張りましょう。

続いて、村田惠子常任から、以下の12月に予定されている裁判と報告会の傍聴・参加のご案内をお伝えします。

滋賀裁判傍聴と報告会のご案内

＜傍聴案内＞

■日時：2022年12月13日（火）14：30開廷
■場所：大津地方裁判所本館101号法廷

(本館ロビーにて1時間前に傍聴整理券が配布されます。多数の場合は抽選となります。)
☆車いすでの傍聴希望の方は、12月3日（土）までにご連絡ください。

大津地裁での傍聴が終わってから隣接する逢坂市民活動センター大会議室に於いて、当日の陳述・弁護団の主張・滋賀県の主張等、訴訟内容の報告をいたします。
新型コロナウィルス感染予防のため、定員がありますので参加予定の方は恐れ入りますが下記連絡先までご連絡ください。

☆情報保障（手話通訳・文字通訳など）が必要な方は、12月6日（火）までにご相談ください（場合により、ご希望に添えないこともあり得ます）。ご不明な点などございましたらお気軽にご相談ください。