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北陸新幹線新型「E7系」車両試乗会レポート
車いす席5席の新型車両、7月16日(金)から導入開始!すばらしく快適です!

2021年06月24日 バリアフリー

車内で集合写真撮影

6月23日(水)に車いす席5席(7号車4席+グリーン車1席)の新しい北陸新幹線E7系(以下新型車両)の試乗会に参加させていただきました。赤羽一嘉国土交通大臣、朝日健太郎国土交通大臣政務官、深澤祐二JR東日本社長等と共に、検討会の構成員だった障害者4団体のメンバーが参加しました。

E7系は総席数約900席なので、新しいバリアフリー基準では車いす席は4席以上(多目的室含まず)となります。JR東の素晴らしいところは、もともとのE7系にも東北新幹線のE5系にもグリーン車に車いす席が1席設けられているのです(乗ったこと無いのですが)。

新型車両は新たに7号車に4席設けられましたので、グリーン車と合わせて合計5席となります。これまで2席程度でしたので、格段に増えました。さらに、縦に車いすスペースを配置していますので、ストレッチャー型などの長い車いすも乗れるようになります。

上野駅に集合し、まずは会議室でJR東の担当者の方から整備の概要と導入計画についてご説明いただきました。ホームへ向かうと、ピカピカの新型車両が待っていてくれました!

この車両のデザインは奥山清行氏(フェラーリのデザインもやった人)が手がけたそうで、とっても美しいです。新車の匂い満々の車内に乗り込むと、「グリーン車か?」と思うようなとってもきれいな内装でした。

車いす席はご覧の通り4席設けられています! 広い!

4席確保された車いすスペース

別角度

今回の4人のメンバーのうち3人は比較的大きめの電動車いすですが、ちゃんとスペースに収まっています。真ん中の通路はワゴン車も通れました。

両脇に車いすユーザーがいてもワゴン車が通れている様子

さらに素晴らしいのは、自動ドアのセンサーの感知範囲を極力狭めてくださり、ドアの前の車いすスペースの人が動いても開かれないように設定されていました。これまではちょっと動くとすぐドアが開いてしまい、他のお客さんに遠慮して、出来るだけ動かずにじっとしていたのです。これからは気兼ねなく、ゆったりと寛ぐことが出来ますよ。

JR東日本の担当者の方から改良点のご説明

△写真:JR東の担当者の方から改良点のご説明

大宮駅まで試乗したのですが、今回は比較的時間があったので、車内で赤羽大臣、朝日政務官、深澤社長といろいろお話することが出来ました。

窓際の席では景色がとても良く見えるようになったこと、ワゴン車が来ても気兼ねせずにゆったりしていられること、何より新幹線の検討会が出来てからJRの担当者の方と障害者団体が直接話し合えるようになり、とても良いコミュニケーションが取れて、建設的な話し合いが出来ていることに感謝申し上げました。

現在は特急車両の意見交換会もやっていますが、バリアフリートイレの基準を見直すべく、トイレのモックアップを作ってテストしようという話もでていることもお伝えしました。

左赤羽大臣、奥が朝日政務官、お隣(私の手前)深澤JR東社長

△写真:左赤羽大臣、奥が朝日政務官、お隣(私の手前)深澤JR東社長

この新型車両は7月16日から北陸新幹線で営業運転が始まります。まずは4編成導入され、毎日4往復走ります。JR東は新型車両のダイヤを固定してくださったので、どの時間で走っているか予めわかります。以下、御覧ください。

▽車いす用フリースペース設置の対象列車(2021年7月16日~)(PDF)

なお、この新型車両は、上越新幹線にも導入予定だそうです(時期未定)。私のふるさとは新潟ですので、ぜひ里帰りで新型車両に乗れる日を楽しみにしています。新潟のみなさんもご期待下さい!!

コロナが落ち着いたらみなさんぜひ乗ってみて下さい。私も後日改めて乗車して、レポートを書きたいと思います。

東海道新幹線に続いて、北陸新幹線でもこのような素晴らしい車両が導入されます。これからは全国のすべての新造の新幹線はこのような車両になります。日本の未来は明るいなと思いました。素晴らしい車両を導入してくださったJR東日本のみなさまに、心から感謝申し上げます。

終わりに集合写真

 

◆試乗の様子はNHKで放映されました(外部リンク:NHK)

報告 佐藤 聡(事務局長)


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