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2月26日(土)「アジア障害学国際セミナー2022」に尾上浩二副議長が登壇します

2022年02月03日 イベント国際協力/海外活動

地球儀のアジア部分

2022年2月26 日(土)・2月27日(日)の両日、Zoom上(オンライン)で、韓国、中国、台湾、日本の東アジア4グループによる障害学国際セミナーが立命館大学生存学研究所の主催で開催されます。テーマは「障害者の地域での自立生活」です。会議の言語は日本語、韓国語、中国語です。同時通訳があり、文字、手話通訳があります。時間が許す範囲で、質疑応答ができます。ぜひご参加下さい。一部だけの参加も歓迎です。

2月26日(土)の午後、尾上浩二(DPI日本会議 副議長、NPOちゅうぶ)が登壇し、「自立生活運動と脱施設化への政策転換の課題」をテーマに20分間の報告を行う予定です。

開催趣旨

新型コロナウイルス感染症の世界的流行は、特に集合的生活環境における感染拡大と、多くの入所者の死亡をもたらしました。そのために改めて、障害者の地域での自立生活への国際的関心が高まっています。それは具体的には、障害者権利委員会によって現在進められている「脱施設化のガイドライン」策定作業(2022年に採択予定)にも示されています。

本セミナーが対象とする東アジアにおいても、障害者権利条約第19条が求める「障害者の地域での自立生活」実施の課題は引き続き大きいです。たとえば約50万人の障害者が入院(多くが精神科病院)、入所している日本においても、2016年に19名の知的障害者が知的障害者入所施設で殺害された事件、そして一部の被害者のパーソナルアシスタンスの利用による地域生活への移行によって地域での自立生活の課題と可能性が示されています。

そして「自立した生活及び地域社会への包容」に関する障害者権利条約第19条に関して中国、韓国、台湾(国連加盟国ではないが、同条約を国内法化し、独自の国際審査を実施済み)全てに対して障害者の地域での自立生活の実現を促す勧告が出されています。それは入所や入院の問題だけでなく、在宅で家族に依存せざるを得ず、障害者が選択権と自己決定権を持つことを意味する自立生活が達成されていない東アジアの現状を示しています。

本セミナーでは、多くの共通点を持つ東アジアにおける、病院や入所施設から地域での自立生活への移行の道筋を探ります。

テーマ:障害者の地域での自立生活

■日時:2022年2月26日(土)、27日(日)

■プラットフォーム:ズーム

■言語:韓国語、中国語、日本語(同時通訳)

■情報保障:日本手話、文字通訳

■情報保障:手話、文字

▽障害学国際セミナー2022ホームページ

主なプログラム(プログラムの詳細は上記イベント公式ページをご覧下さい)

一日目:2月26 日(土)

9:30 開会 石川 准(障害学会会長、静岡県立大学教授、東京大学特任教授)
10:00 基調講演「演題未定」 熊谷晋一郎 (東京大学先端科学技術研究センター准教授)

二日目:2月27日(日)

13:00 第1セッション: 自立生活運動と地域生活
座長:金京美(韓国障害学会)
報告者:閔蕾(武漢大学法学院)、林君潔(台湾自立生活連盟)、尾上浩二(DPI日本会議)、曺漢鎭(大邱大学校)

参考:前回のセミナー

「武漢―障害学国際セミナー、桜、水餃子」REDDY:エッセイ (u-tokyo.ac.jp)

一般参加申し込み方法はこちら

登録方法【ご利用しやすい方をお選び下さい】
①Google Form または②メール

申し込みフォーム

②生存学研究所オンライン運営事務局 seizongakukikaku@gmail.com まで

※参加にも、登録にも費用はかかりません。
※2021年2月24日(木)正午までに、ご登録下さい。回線の都合上、先着125名までとなります。
※ご登録いただけたら、参加に必要なURLを、前日25日の午後にお送りします。
※Google Formから返信が必ずあります。返信がない場合は生存学研究所オンライン運営事務局 seizongakukikaku@gmail.com
まで、ご連絡下さい。
※登壇者も参加者も同じZoom上に集います。文字通訳は「captiOnlineサイト上」になります。

スケジュール

●日時:2022年2月26日(土)

①9:20〜 Zoom への入室開始
②9:30〜 配信開始
③9:30〜17:15 オンラインセミナーの傍聴
(12:00〜13:00 お昼休憩、15:00〜15:15 休憩)

●日時:2022年2月27日(日)

①9:50〜 Zoom への入室開始
②10:00〜 配信開始
③10:00〜16:30 オンラインセミナーの傍聴
(12:00〜13:00 お昼休憩、15:00〜15:15 休憩)

■視聴の際に注意していただきたい点
①必ず、ビデオとマイクをオフにして下さい。
②手話通訳が必要な方は、表示方法を「スピーカービュー」ではなく「ギャラリービュー」とすることをお勧めいたします。
③視聴者の機材や通信環境により、映像や音声の乱れ、停止等が起こる場合があります。特にWi-Fi/無線LAN環境で視聴される方はご注意下さい。
④携帯電話回線での視聴は推奨しません。やむを得ずスマートフォン等で視聴される場合はデータ通信の上限にご注意下さい。

▽詳細は公式ページをご覧下さい

■主催:立命館大学生存学研究所
■共催:韓国障害学会、台湾障害学会、東湖社会発展研究所、障害学会、科研費基盤(C)東アジアにおける障害者権利条約の実施と市民社会

【お問い合わせ先】
生存学研究所オンライン運営事務局 seizongakukikaku@gmail.com


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