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3)各施設の現状と課題

3)各施設の現状と課題

3 福祉村

○肢体不自由者更生施設(定員80人:現員80人)、身体障害者授産施設(80人:80人)、
 身体障害者療護施設(80人:80人)、身体障害者通所授産施設(30人:27人)、
 福祉ホーム(10人:10人)

[施設概要]

 昭和54年に主に重度の脳性麻痺者が生涯安心して暮らせることを目的に開設 した総合施設で、北海道社会福祉事業団に運営委託(栗沢町)

[現状と課題]

○これまで、社会資源が乏しく、また、障害への理解も不十分な状況にあって、最重度者等が安心して暮らせる受け皿として、一定の先駆的、専門的役割を 果たしてきている。また、重度脳性麻痺者等のライフサイクルを勘案した生活支援という面で、一定のモデル的役割を果たしてきている。

○実態として利用希望者は多く、入所部門は満床で、療護施設を中心に待機者も多い。

○重度脳性麻痺者が大半で、訓練センター、身障リハセンターからの入所が多く、退所者は極めて少ない。

○生涯型であるため、更生、授産施設の区分に応じた役割、機能が明確でなくなってきている。

○更生施設を含め入所期間の長期化が顕著だが、ノーマライゼーションの理念を踏まえ、利用者の意思に基づき、できる限り地域での生活を送ることができるよう、 障害者施策を推進していくべき中にあって、生涯型のコンセプトをはじめ大規模コロニー型施設のあり方を見直す必要がある。

○入所者の地域生活移行を促進する観点から、南空知4町ケアマネジメント支援事業に参画した経緯も踏まえ、地域生活支援の拠点としての取り組みについて検討する必要がある。

○高齢化や重度重複化が顕著で、二次障害等、医療、介護二一ズが増大しており、医療等の体制整備が必要である。

○授産の作業能カの低下が顕著で、基礎訓練活動対象者が増加していることから、授産事業の見直しが必要である。

○最重度者を多く受入れていることから、民間と比較して、手厚い支援を提供し、専門的支援技術の蓄積があるが、研究機能や情報提供機能が十分に発揮されていない。

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