会発足4周年 記念企画「差別法(欠格条項)から、差別禁止法へ」


企画の趣旨
 欠格条項をなくしていくことは、差別禁止法をつくっていくことにもつながると、1999年当会が発足した頃にも言われていました。今や、世界で40か国以上が差別禁止法・人権法制をもち、国連・障害者権利条約の制定が大きなテーマになっています。
 日本では、差別法(欠格条項)撤廃にむけ障害当事者が声をあげて世論も動いた医療従事者免許などの分野では、「障害者には無理、危険」という古くからの見方をも含めて、歴史的な変化が起こってきました。しかし欠格条項を全廃した制度は少なく、逆に権利制限を強めたものさえあります。現在も数多くある欠格条項を撤廃する上でも、何が差別かを明らかにした差別禁止法と、それを軸とした法制度の枠組みをもつ必要性は、いっそう切実です。差別禁止法制定にむけて様々な取り組みもスタートしています。
 第一部のパネルディスカッションは、今後に大きな課題を残している分野について、体験・ご意見をおもちの方々にご発言いただきます。第二部は、世界の差別禁止法制定状況の報告でも知られる、池原毅和(いけはら・よしかず)さんにお話をうかがい、全体を通して話し合う予定です。たとえば、日本での差別禁止法制定にむけて、また、すでに差別禁止法がある国では、法制度上の差別の撤廃やさまざまな場合における差別の禁止、必要な支援の獲得に際して差別禁止法をどう活用しているか、など、今後を切り拓くイメージをもっていきたいものです。
   


戻る