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特定非営利活動法人(認定NPO法人)DPI(障害者インターナショナル)日本会議

Japan National Assembly of Disabled Peoples' International

A Voice Of Our Own(我ら自身の声)

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障害者を取り巻く問題

虐待・DV

障害者に対する虐待

障害者施設や精神科病床、職場等における障害者に対する虐待、人権侵害事件が各種メディアで報じられています。去る1984年に発覚した宇都宮病院事件は世界を震撼させ、DPI加盟団体をはじめとして国際調査団に加わる等積極的に関与してきました。それから、30年近く経つ今も、虐待や人権侵害事件が後を立たない状況にあると言わざるを得ません。DPI障害者権利擁護センター等に寄せられる相談実態からも、表沙汰になる虐待や人権侵害は氷山の一角であることがわかります。

2010年7月に開催された第16回障がい者制度改革推進会議では、精神科病床や学校における虐待、人権侵害の状況とそれらに対する対応の必要性が明らかにされました。そのヒアリング報告では、精神科で発覚した問題事件が、2000年以降だけでも100件近くにのぼることも明らかになっています。

虐待防止法成立

2010年6月17日に議員立法で「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律」(障害者虐待防止法)が成立しました。2012年10月1日施行です。家庭や福祉施設、職場での虐待の発見者に法律上の通報義務が明記されました。前の法案との大きな違いの一つは、附則2条で、精神病院・学校内部の虐待等に関して、政府の役割と対象を明文化した形で三年後の見直し規定を入れたことです。私たちは、精神障害者の人権確立を重点課題として取り組んできており、その視点から、障害者虐待防止法の対象に精神科医療も対象とし、通報制度やオンプズパーソン制度等、実効性ある仕組みが必要であると考えます。残された課題に向けて、今後も取り組みを進めていきます。