「障害者対策に関する新長期計画−全員参加の社会づくりをめざして」


 1993年〜2002年の十か年計画。「基本的考え方」で、「四つの障壁」=「交通機関、建築物等における物理的な障壁、資格制限等による制度的な障壁、点字や手話サービスの欠如による文化・情報面の障壁、障害者を庇護されるべき存在ととらえる等の意識上の障壁」を除去して、環境改善や機器の開発普及などによって、「障害者が各種の社会活動を自由にできるような平等な社会づくりをめざす」と述べている。
 その上で、「分野別施策の基本方向と具体的方策」の「(5)障害による資格制限の見直し」の項では、「精神障害、視覚障害等障害を理由とする各種の資格制限が障害者の社会参加を不当に阻む障害要因にならないよう、必要な見直しについて検討を行う」としている。
 現在は、『平成6年版 障害者白書』(1994年12月発行)以外では全文を読むことができないようである。なお「障害者白書」は、1996年以降の発行分については概要が、2003年以降の発行分については全文が、下記に掲載されている。
*内閣府障害者施策推進本部サイト上
http://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/index-w.html


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