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1.主旨、目的
DPI世界会議の目的
4年に一度開かれるDPI世界会議は、「全ての障害者の完全なる社会参画を実現するため、情報や交通などあらゆる面でのアクセスが「権利」として保障されるように、世界中の障害者が、その障害種別、地域、宗教、性差などあらゆる違いを超えて英知を出し合い、そのために必要なアプローチの方法・戦略などを討議することである。」ということをその目的としている。
札幌大会の意義―なぜ札幌なのか?
当事者運動の盛り上がり
1990年代に入り、北海道内における草の根の障害者運動は大きく前進した。多くの障害当事者と福祉関係者が結集し、北海道を福祉先進地にすべく「21世紀の福祉の実現をめざす道民集会実行委員会」が設立され、「札幌駅バスターミナル点検事業」、「共に生きようデモ」、「山崎裁判」提訴など、大きな出来事が相次いだ。そうした障害者運動の盛り上がりの中、「国連障害者の10年」の最終イベントとして92年11月に開かれたヘンリ−・エイズ元DPI事務局長の講演会が行われ、DPI世界会議の札幌大会開催の動きをつくる契機となった。そうした機運は次第に草の根的に盛り上がり、95年の「第11回DPI日本会議総会」で札幌誘致を決議するにいたったのである。このように、北海道の障害当事者の草の根的な動きから世界会議誘致にいたった意義は大きい。
地方分権のうねり
札幌という地方での開催は、障害(者)分野に限らず、今までの何でも東京(中央)決定に従う地方という従来の構図から、地方の自立を促がす「地方分権化」への様々な動きとも連動する。そして世界会議での成果を北海道から発信するという点においても大きな意義をもつといえる。
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