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DPI
札幌プラットフォーム
【札幌綱領】仮訳
2002年10月
DPIは世界中の障害者に呼びかける
平和
障害者として私たちは戦争、暴力及びあらゆる形態の抑圧に反対する。毎日、男、女や子どもは対人地雷やその他の形態の武力による破壊行為及び残虐行為によって障害を負っている。私たちは、すべての人々が平和に暮らし、多様性を尊重し望みが叶えられる世界の実現に向けて努力する。
力強い『我ら自身の声』
DPI(障害者インターナショナル)は力と声をさらに拡大していかなければならない。私たちはこの分野での専門家であり、私たちに関すること全てについて諮問されなければならない。私たちが力強い声を発するためには、活動において団結し、強力な団体を設立しなければならない。私たちの知識、経験、資源は共有されねばならないし、若者が指導者になるように奨励しなければならない。私たち自身の主張や関心事を伝え、議論し、進めるために技術を活用しなければならない。
人権
人権団体として、私たちの人権を保障し尊重する条約への支持を求めなければならない。政治家に対してもれなく周知徹底させるのと同様に、私たち自身や市民社会も教育しなければならない。私たちは、地雷被害生存者や女性から戦術や成功を学ばなければならない。私たちの権利は日々侵害されているため、その証拠を収集し続けなければいけない。
多様性の尊重
私たちの活動では、女性や、若者や他のマイノリティを組織のどの段階においても含めることを確実に行わなければならない。どの言語も平等に扱われることによって、参加を保障しなければならない。DPIの公式言語であるフランス語、スペイン語、英語(これらの手話を含む)の使用をさらに押し進めなければならない。私たちは障害種別をこえた組織であり、すべての資料・データーはどのような障害に対しても利用可能な形態を保証しなければならない。
生命倫理
私たちは遺伝学や生命倫理の議論で主要な役割を果たすべきである。私たちは異なったままでいる権利を主張しなければならない。「人間」の能力を1セットの揃いでみる概念やそれに関連した議論を私たちは否定しなければならない。学問の領域において、肯定的な視点から障害のイメージを変えようとしている障害学を推進しなければならない。
自立生活
自己決定と自立生活は私たちの人権にとって基本である。自立生活の概念について、障害をもつ人々と市民社会を育成するプログラムを計画しなければならない。ある国で自立生活を実施する際に、私たちは文化の違いを考慮に入れなければならない。
インクルーシブ教育
完全参加は子ども時代に教室で、遊び場で、そしてプログラムやサービスで始められる。障害のある子が他の子どもと隣り合って座るとき、すべての子どもを認識し、受け入れることによって地域社会がより豊かになる。世界中の政府に対し隔離教育を根絶し、インクルーシブ教育を政策として確立するように懇請しなければならない。
開発のための国際援助
国際的な開発援助組織は、政策、プログラム及びサービスにおいて障害者のインクルージョンを確実にしているかどうかを自己評価しなければならない。利用しやすく適切なサービスの提供によって障害者の完全参加を保障するための活動を行う機関に対し、政府が財政的に支援することを、我々は働きかけなければならない。
広報啓発教育
私たちの意見は、所得創出、教育、貧困の衝撃等々多岐にわたる。私たちが関心をもつ課題について、政治家ならびに市民社会も教育していかなければならない。そのために、宣伝や啓発の機会となるあらゆる場面を利用するべきである。障害をもつ人々に対する否定的なイメージを変えることによって、これからの世代は対等な参加者として障害者を受け入れるだろう。
知識の共有
この大会への参加者は、この場でお互いの意見を聞き、見解や意見を議論し、私たちの任務に課されている事を再確認することができた幸運な少数の人々である。それゆえ、ここで行われたことを草の根運動を支えている仲間たちに伝える義務と責任がある。3,000人の参加者を集めたこの大会でエンパワーされたと感じている一方で、この大会に参加できなかった人々を今後エンパワーしなければならない。
これは私たちの挑戦である。 これは私たちの課題である。 |