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 WHO、インドネシアに対する適切な医療支援を強く求める(2006.6.1) 

英文:http://v1.dpi.org/lang-en/resources/details?page=615

DPI日本会議事務局より:この記事は6月1日にDPI世界本部のホームページに掲載されたものを邦訳したものです。DPI日本会議では、この記事を元にインドネシア地震に対する寄付・支援等を募ってはおりません(2006年6月15日現在)。 記事をご覧になった方で何がしかの支援活動を希望される方は、ご自身の判断でそうした活動を行っている団体にアプローチをしてください。
 また、この記事内容は6月1日現在のものです。最新の状況については、
世界保健機関(WHO)http://www.who.int/hac/crises/idn/sitreps/en/index.html (英語)
特定非営利活動法人AMDA http://www.amda.or.jp/ (日本語)
などをご覧ください。

WHO、インドネシアに対する適切な医療支援を強く求める(2006.6.1)

悪しき支援は、好ましからざる結果を招くだろう
http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2006/pr31/en/index.html
 2006年6月1日ジャカルタ・ニューデリー・ジュネーブ発―インドネシアの緊急事態は継続しており、WHOは現地当局とともに土曜日の地震で被災した地域で生存者の医療ケアを行ない、適切な医薬品と医療機器を確保し、疾病監視システム(disease surveillance system)を立ち上げた。

 WHOは、援助を必要としている人々に最も効果的な対応が行われることを目指して、国連機関やNGOとともに保健医療の調整に当たっている。これまでのところ数トン分の医薬品や医療機器が、被災地に到着した。WHOは大混雑した空港で医薬品や医療機器を管理し、正しい場所で適切に使用されることを確保する支援を行なっている。

 WHOインドネシア事務所長のゲオルグ・ピーターセン医師は「被災地において不足しているのは、整形外科のための資材、麻酔、抗生物質等の、いくつかの特定の医薬品、物資である。しかし、妥当な医薬品のみが送られるべきであって、インドネシア当局との協議の上でなされるべきである。過去の災害経験から言っても、不適切な援助は混乱を引き起こすだけである」

 ベッドシートや、マットレス、そして外科手術に必要な器具の消毒キット、縫合器具やレントゲン用のフィルムなどの医療に必要な消耗品もまた不足している。WHOは、必要な医薬品や機器、物資の全リストを集約しているが、そのリストは絶え間なく更新され、そのつど配布されることになる。

 津波の経験に基づいて、WHOは現地語による技術的な指針も提供している。この指針は、医薬品の管理、生存者への精神保健上のケア、遺体の取り扱いなどの場面で、当局の手助けとなるであろう。遺体の大多数は、迅速に埋葬された。いまだ瓦礫の中に埋められたままになっている人たちは、遺体が病気を「運ぶ」わけではないから、公衆衛生の危機とはならないとWHOは強調している。

 400人以上のインドネシア人保健スタッフが、病院を埋め尽くした何千もの人々に対する治療と支援を手助けするために、国のあちらこちらから被災地に集まりつつある。インドネシア政府は、支援者よりもむしろ適切な医薬品、物資、医療機器の援助が最も有効であることを強調している。

 清潔な水と衛生管理が、ひしめきあうようにしている人々にとって重要である。清潔な水と衛生が保全されていないとしたら、ハシカ、下痢、デング熱、呼吸器感染等を含む病気を急速に蔓延させる可能性がある。WHOは、疾病監視システム立ち上げに助力させるために現地に疫学者を送っている。システムが機能することで、伝染病が拡大する前に病気の蔓延を発見し対処することが可能になる。

 WHOは、インドネシア保健当局と密接に連携しながら、被災地に13人のスタッフを送っている。そのほかにも必要とあれば、すぐに派遣できるようにインドネシア国内外にスタッフが待機している。WHOは3ヶ月間で5万人の人々のニーズに応えられるだけの緊急医療キットと、600人の外科医が治療にあたれるだけの外科医療機器すでに急送した。現在、更なる物資が送られつつある。




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最終更新日 2006.7.6