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■ 障害を持つ人の権利と尊厳のための米州の十年に関する宣言 ■
(2006年5月17日、常任理事会採択)
総会は、
決議AG/RES.1249(XXXIII-O/93)「米州における障害者の状況」、決議AG/RES.1356(XXV-O/95)「米州における障害者の状況」、及びAG/RES. 1369(XXVI-O/96)「米州における障害者に関するパナマ合意」を想起し、
1999年の障害者に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する米州条約が、「障害者の社会統合もしくは個人の発展を推進するために締約国が採択した区別や選好は差別を構成するものとはしない」と規定したことに留意し、
第4回米州サミット行動計画(2005年11月5日、マルデルプラタ)の中で、各国首脳が米州機構(OAS)に対して、「ドミニカ共和国において開催されることになっている次期OAS総会の定例会議において、行動計画を伴った形で、米州の障害者の10年(2006〜2016)宣言を検討する」旨を指示したことを考慮し、
米州に障害者が9000万人ほど生活し、その多くが物理的、政治的、文化的、社会的、経済的、態度面などの障壁のためにコミュニティーから排除され、各国の定めた貧困線を下回った状態でいることを深刻に懸念し、
各国にとって特に重要なことは、障害を持つ人の権利の効果的実施とその国の経済的、社会的、文化的、市民的、そして政治的活動への統合の推進に向けた協力を実行することであり、国連ミレニアム開発目標を含む国際公約を遵守するために社会開発への障害者の積極的な参加を促進することであることを考慮し、
障害者の統合にむけた短期的、中期的、長期的行動を促進するために、障害者の現状に注意するよう喚起し、政府の政治的意思を強め、そして、半球レベル及び/もしくは地域レベルにおける障害者の生活の質の改善に向けた実質を伴う変化をもたらすための一致団結した行動を通して、人的、技術的そして経済的な国際協力の資源を引き付けていくことを目的とする、障害者の十年を宣言することに世界各地の国際的及び地域的機関が意義を見出していることを考慮し、
以下の通り宣言する。
- 不利益、不平等、差別という耐えがたい状況でほとんどの障害者の生活をしていることに対して深く懸念する。
- 障害者の基本的自由と、経済的、社会的、文化的、そして市民的、政治的な権利を含むすべての基本的人権の承認と実行を促進するために、半球規模及び/もしくは地域レベルの緊急的措置や戦略を採択する必要がある。
- 2006年から2016年にいたる10年を、「平等、尊厳、参加」をテーマとする「障害者の権利と尊厳のための米州の十年」とする。その目的は、障害者の権利と尊厳、そして、差別なく他者と平等な経済的、社会的、文化的、政治的生活と彼らの社会の開発への完全な参加をする権利を認識し完全に実行することである。
- 前述した障害者の十年において、社会の全領域において障害者が完全参加し包含していくためのプログラムや計画、措置を実施し、他者と平等に機会を障害者が得られるようにするために社会的、政治的、経済的、文化的そして開発プログラムを実行し、そして障害者にリハビリテーションサービスやプログラムへのアクセスを提供する必要がある。
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最終更新日 2006.6.25
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