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■ NGOら、チェコの檻のベッド禁止を「信用に値しない」 ■
英文:http://v1.dpi.org/lang-en/resources/details?page=597
(Tuesday,May 16,2006:http://www.todayonline.com/articles/118586.asp)
問題となっていた「檻のベッド」は来年からチェコ共和国の一部の精神病院で禁止されると政府高官が語った。しかし、その対策が遅きに失した、はなはだ不完全なものだという批判が起こっている。
(檻の)ベッドの使用―患者は約1,5メートルの高さの金属棒で囲われた中に鍵をかけられ、閉じ込められる―については、国際組織や人権擁護団体から激しい抗議を受けてきた。
2007年1月1日から、そうしたベッドはチェコ労働・社会政策省が管理する施設においては禁止されることになる、と社会サービス局長マーティン・ザルスキーは患者の拘束方法に関する上院聴聞会で述べた。
「新しい法律の下では患者を扱う3つの可能性だけが存在する。つまり、拘束、特別室での監禁、あるいは治療の3つである。檻のベッドは使用されなくなる」と同省の女性報道官、カトリーナ・ベランコバはAFP(フランス通信社)に語った。
しかし、障害者の権利擁護運動は、これらの対策が不適切であると批難し、新しい政策は完全にベッドを禁止しておらず、同省の管轄外の公共施設における檻のベッドの使用について触れることができていないと指摘している。
「新しい法律は明確に檻のベッドを禁止してはいない」とブダペストに拠点を置く精神障害者権利擁護センター(MDAC)の弁護士であるジャン・フィアラは言った。「チェコ共和国は以前にも禁止すると言っていたが、結局約束を破った。私たちはかれらを信用しない」
さらに、保健省管轄下の150床あると見られている檻のベッドにも、新しい法律は適用されないと述べた。
彼は、多くの人が残酷で古い慣行であると考えているものを廃止する代わりに、チェコ共和国はより多くのケアワーカーを雇用して現存するスタッフの訓練の改善も行うべきである、と加えた。
4月に労働・社会政策省は、654の檻のベッドが2004年に使用されていたが、それ以降、大幅に減少している、と発表した。
しかしフィアラの組織では、この問題に関してチェコ共和国を相手に欧州人権裁判所に提訴しようとしている。フィアラは労働・社会政策省がまだおよそ550床を保持していると主張している。
同省は、そのベッドが自傷他害の恐れがある状態の患者を保護するために、例外的な状況で使用されるだけであると反論している。
監獄のようなベッドを非難した組織には、欧州議会、欧州評議会、国連やアムネスティ・インターナショナルも含まれている。
4月14日にも、プラハの精神病院で女性が檻のベッドで死んでいるのが発見されている。(AFP:フランス通信社)
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最終更新日 2006.6.8
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