DPI日本会議ロゴ

特定非営利活動法人
DPI日本会議


★おすすめの本★
第6回DPI世界会議札幌大会報告集 世界の障害者―われら自身の声

トップページ活動内容障害者に関わる普及啓発活動広報 (機関誌)連結・世界HP版

オーストラリア
障害のある女性は乳がん検査(マンモグラム)をほとんど受けていない
  (シドニー・モーニング・ヘラルド紙7月21日付)

 

2005.8.17付DPI世界本部のホームページから
http://v1.dpi.org/lang-en/resources/details?page=314



 障害者女性の多くは乳がん検査を受けていないので、乳がんになる危険度がより多いと思われるとオーストラリアの研究者が指摘している。
シドニー大学の研究者たちは、なぜ障害者女性が乳がん検査を受けることができないのかを知るために、50〜69歳までの女性障害者にインタビューをする予定にしている。
 彼らはまた、両方の側からその問題を解明するためにレントゲン技師にも質問することを計画している。
 保健科学部のスー・バランディン学部長は、アメリカの研究者が死亡記録を調査した結果として、脳性まひの女性のほうが他の女性よりも乳がんで死亡する可能性が3倍に上っていることが判明していると述べた。
 シドニー大の研究者たちは、障害者女性が乳がん検査を受けるのを妨げている、身体的、心理的な障壁を打ち破るために、なぜ障害者女性が他の女性に比べて乳がん検査を受ける機会が少ないのかを解明したいと考えている。
 バランディン氏はインタビューに答えて語った。「オーストラリアにおいては、障害のある女性のみならず、障害者全体として、他の人々ほど健康診断を受けられていないというある種の逸話が存在します。受けられない理由には明らかに障害者に対する態度からくるものもあります。障害者女性の場合、恐らく彼女たちは女性としてではなく、障害の側面だけ、あるいはたぶんまだ子供として見られています」
研究者たちは、身体障害や精神障害のある女性だけでなく知的障害のある女性にもインタビューをする予定にしている。
 ボランティアの女性との事前討議からバランディン氏は、障害のある女性の中には車いすに乗っているからマンモグラムを受けることができないと誤って教えられた人がいたり、医療従事者とのこれまでの不満足な経験から医療機関に改めてかかることに不安を抱いている人もいたりすることに気づいた。
 脳性まひの女性の場合、コミュニケーション上の問題が生じる可能性がある。
「彼女たちの健康上のニーズについて話し合うのは難しいので、健康管理の仕方は、他の女性たちと異なってきます」とバランディン氏は述べている。
シェリル・モルガンさん(脳性まひ、53歳、シドニー・ビーコンヒル在住)は、脳性まひの女性が「びっくりするほど」乳がんで死亡していることが統計からわかると述べている。
 モルガンさんはまた、多くの友人たちが診断が手遅れになったために、乳がんで亡くなったと語った。
 オーストラリア女性の乳がん発症は11人に1人の割合である。
 生存率は、医者が早期発見をすることで飛躍的に高まる。
(以下、協力者募集と連絡先の記載のため略)
 

前のページへは、ブラウザの「戻る」でお戻りください。

最終更新日 2005.11.9