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■■障害者たちが選挙への出馬を表明する■■
議席は権利保障への唯一の方法
レイラ・ハトウム
レバノン・デイリースター紙 2005年5月15日付
2005.6.10付DPI世界本部のホームページから
http://v1.dpi.org/lang-en/resources/details?page=200
ベイルート発:3人のレバノンの障害者が国内の障害者問題に光を当てることで、国家レベルでの必要な支援を得ようと、今月の総選挙に立候補を宣言した。
レバノン障害者協議会(LCPD)は土曜日の記者会見で、ナワフ・カバラ氏、ジェルジェス・コウリィ氏、そしてイブラヒム・アル・アブダラ氏が5-6月選挙の議会の立候補者として指名されたと発表した。
LCPDの選挙宣言によると、「レバノンにおける全ての社会問題と人権問題は、わが国の政治勢力において完全に無視されているかあるいは、全く尊重されていない」と述べている。
イスラム教スンニ派のカバラ氏は、バラマンド大学の政治学の教授であり、障害者の権利のためのレバノン協議会会長、そしてアラブ障害者機構の会長も務めている。
車いす使用者であるカバラ氏は、レバノンの政党が障害者の権利保障に効力のある計画をまったく盛り込んでいないため、「我々は、われわれ自身の力で主導していくために、選挙に出馬することを決意した」と本紙に語った。
LCDPからの立候補者であるキリスト教マロン派のコウリィ氏は、障害者の権利を促進する法律220/2000があるにもかかわらず、「適切に実行されていない」と述べた。
コウリィ氏は、「この問題を克服する一つの良い方法は、政治的な権力を持つこと、そして国会に変化をもたらすメンバーとなることだ」とも述べている。
さらに、彼は「障害者はある一定の階級や宗派を対象としているのではない。我々の大義はもっと社会的で、社会の全ての階級や宗派にかかわりのあることである」と述べている。
視覚障害であるコウリィ氏は、ベイルートのアメリカン大学において英語学の学士号および修士号の学位を取得している。彼はいくつかの出版社で翻訳者として働いている。
LCPD会長でイスラム教シーア派のアブダラ氏もまた、視覚障害を持ち、個人事業のほかに翻訳者として働いている。
彼は、自らの立候補推薦を、レバノンでの障害を持つ市民の権利の強化へ向けてのファーストステップとして認識している。しかし、彼や同僚たちの立候補が、「議会のポストをつかもうという欲望から出てきたものではなくて、この(障害)問題を議会に取り上げさせる唯一の確実な方法だからである」と強調した。
障害問題の啓発を図るために、レバノン身体障害者連合(LPH)は、選挙期間中に第二次障害者の人権推進キャンペーンを開始した。
LPHは、選挙期間中と期間後に障害者の権利を保障することの重要性をテーマに、エンジニアシンジケートにおいてメディアや政党の代表者と公開討論会を持った。
公開討論会の中で、LPHは、「我々は、社会的大儀(そのほとんどが障害者にとっても大義であるが)を受け入れる全ての立候補者を支持するつもりである。たとえ候補者が障害者であったとしても、特定の候補者ひとりだけを支援するつもりはない」と公表した。
LPHは、障害者の権利の承認と支持に興味を示す様々な政党と連携を取ることも目指している。
(レバノン・デイリースター紙内のサイト)
http://www.dailystar.com.lb/article.asp?edition_id=1&categ_id=2&article_id=15100
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最終更新日 2005.7.2
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