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電車のイラスト 「リニモ」(東部丘陵線)

2005年3月現在

http://www.linimo.jp/

   


 3月5日(日)開業。3月25日(金)開幕の「愛・地球博」への主要なルート。

 名古屋市地下鉄東山線藤ヶ丘駅〜万博会場駅〜万博八草駅間の全9駅に、エレベーター・多目的トイレ・ホーム渡り板・ホームドア設置。

 約9キロを15分で結んでいる。3両編成で、最前部車両前寄りと最後部車両後ろ寄りに羽上げ式の車いすスペース座席があり。

電車のイラスト 体験してみました(by今福)
   


 車いすスペースからの眺望がいいので、万博が始まれば、車いす使用者の人は、ぜひ、車いすスペース座席に位置取って、景色を眺められるのをお勧めします。

 万博会場駅の駅長室で、駅長さんに、リニモは、車いすスペース座席を羽上げ座席方式としているので、ホーム要員が車いす使用者乗客を見かけたら、必ず座席の羽上げ化をする様に求めました。

 愛知県の障害者の報告によると、「リニモ」(東部丘陵線)のホームと車両との隙間の数値は、〔車両床とホームの「段差」が3.5cm、車両とホームの「隙間」が約8〜10cm程度あります。〕でしたが、電動車いす使用者なら、単独自力乗降できるでしょう。
 都内の「ゆりかもめ」や「多摩都市モノレール」よりもはるかに、そのバリアフリー化精度は、上でした。

 ホーム渡り板は、イーストアイで、「リニモ」(東部丘陵線)仕様でした。リニモに適合させて、ちゃんと固定できる様に作成されていました。

 「リニモ」(東部丘陵線)は、国内初の磁気浮上式リニアモーターカーで、軌道と車体の間に6ミリの空間があります。(6ミリ浮いている!) でも、残念ながら、電動車いす使用者には、その体感の微妙さが分からないかも・・・空気タイヤで走行する「ゆりかもめ」に似ているかも・・・

 はなみずき通り駅を出てすぐから、藤ヶ丘駅に着くまでのトンネル体験は、他の新都市交通では味わえないので、新鮮でした。

 気になった点は、上記にも記しましたが、車いすスペース座席が羽上げ方式を採用していますから、車いす使用者乗客の乗車の際、ホーム要員による徹底した座席の羽上げ化がなされるか、です。

 また、リニモは、集中制御で無人運転だそうです。万博期間中は全区間、万博後も地下区間は運転資格のある乗務員が乗り込む、としていますが、ホームドアの開閉が、都営三田線のホームゲートや東京地下鉄南北線のホームドアにある様なホーム要員による手動モード切替機能がなく、完全な集中制御で、ホームドアの開閉が自動化されていることから、時間通りに、扉が閉まり、同乗している運転資格のある乗務員でもホーム要員にも、ホームドアの開閉時間を調整できない点にあります。

 車いす使用者や足の不自由な高齢者や障害者が、もたついて扉部にいるとホームドアが、その場に留まっている限り、開閉を繰り返してしまう点にあります。これは、「ゆりかもめ」でも体験しましたが、初めての時は、とても怖いものです。リニモでも、そうなりました。その時は、「ゆりかもめ」の体験もありましたし、乗務員も乗り合わせていましたし、ホームドアの開閉力が弱かったので、問題はありませんでしたが、こういう免疫経験がないととても怖いものです。

 総事業費は約1000億円の乗り物です。
 

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最終更新日2005.3.16