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■その2■
新宿区議会の環境建設委員会で、交通バリアフリーのレベルアップを求めて、地元障害者団体が陳情 審議報告。2005.6
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本日、新宿区議会の環境建設委員会で、下記陳情が審議されるとの情報を得て、傍聴した。1時間半以上待っての15分程の審議であったが、とても実り多いものであった。(by 今福) |
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新宿区交通バリアフリー基本構想整備に関する陳情
平成17年6月3日
新宿区議会議長 殿
〒162-0052
東京都新宿区戸山2−6−109
03−3203−3571
新宿区障害者団体連絡協議会
会長 井口(いぐち) 要(かなめ) 外3名
1.陳情要旨
新宿区交通バリアフリー基本構想策定報告に基づき、すべての人が安全に安心して快適に利用できる大規模ターミナル駅等の整備に向け下記の点を陳情致します。
(1)JR新宿駅の各ホームへのエレベーター設置に当っては、JRに対して大型とするよう新宿区から指導を行うと共に、必要な支援を実施すること。
(2)JR新宿駅の各ホームからの転落事故防止のためのホームゲート(可動式ホーム柵)を設置するようJRに対して新宿区から指導を行うと共に、必要な支援を実施すること。
(3)基本構想に基づいた公共交通特定事業計画作成に障害等当事者を参画させること。
(4)新宿区障害者・高齢者等交通バリアフリー検討委員会の運営委員に高齢者並びに障害別当事者と知的障害者の代弁者、及びユーザーエキスパートを参加させること。
(5)環境建設委員会委員と新宿区交通バリアフリー基本構想についての懇談会を開くこと。
2.陳情理由
(1)高齢者・障害者等の利用が今後大幅に見込まれるJR新宿駅において、乗客の利便性と緊急時の救急患者搬送用を兼ね、すべてのホームへの大型エレベーター設置は不可欠とされる。大型エレベーター整備の促進のためにJRに対し適切な指導を行い、通常の工事費用を超える費用分等について新宿区が東京都等と協調して支援を行うこと。
(2)1日の乗降客350万人が利用するJR新宿駅等では、混雑するホームからの転落事故によるケガや死亡など危険度が非常に高い。こうした転落事故につながる防止対策を早急に図るようJRに対して指導を行うと共に、設置に当っては工事費の一部を新宿区が東京都等と協調して支援を行うこと。
(3)基本構想を基にバリアフリー整備を実施する際、無駄な費用と時間を労さないため事業計画作成段階より実際に利用している障害者等当事者の参画を明確にすること。
(4)基本構想に基づいて整備を進めるにあたり、実効性を担保する機関として新宿区障害者・高齢者等交通バリアフリー検討委員会の役割は大きい。運営については実体験の中で問題点を把握している利用者の視点・提案を十分に活かさなければならない。
(5)基本構想を完全実施させていく上で、議会の果たす役割は大きく新宿区交通バリアフリー基本構想の重要性を障害当事者等と共有し十分に認知してもらう機会が必要とされる。
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@交通バリアフリー法基本構想策定後の事業実施を実のあるものにしていくために、(3)基本構想に基づいた公共交通特定事業計画作成に障害等当事者を参画させること。が説明された。それに対して、区は、普通は、基本構想策定で終わる(※1)が、新宿区は、それで終わらず、新宿区障害者・高齢者等交通バリアフリー検討委員会を開く。
A新宿駅のエレベーターサイズ(いずれも(11人乗り)・直角エレベーター含む)を大きくしてほしいと陳情されているが、この必要性を区はどう考えるか?の問いに対して、区は、電動車いす等の特殊な車いす(※2)は・・・と特殊化した。議員もそれを納得したかのようであるから、不思議だが、でもそれが現実。傍聴に来ている者は、区民の電動車いす使用市民ばかりであるのに・・・こうして、だれもが利用できることを目指していないことが分かる・・・というより、交通バリアフリー法の目的や基準が、あまりにもわたしたち=電動車いす使用乗客を除外しているのだ・・・
B国は、利用者が10万人以上の駅には、エレベーター等の設置補助をしないというのを聞いていたが、公式的な場で初めて聞いた・・・なんで国は、利用者が10万人以上の駅には、エレベーター等の設置補助をしなくなったのか?
Cさらに、国も都もホームゲートの設置に際して、補助制度が無いという。
なぜ、移動円滑化基準に含まれているのに、駅ホームにおける点字ブロック敷設が補助対象に含まれているなら、ホームゲートも含むべきである。
D新宿区担当者は、JR山手線の実情を知らないいい加減な答弁をした。
今年4月JR山手線52編成は、すべて新型車両・編成に置き換わり、ドア扉位置が固定されているにもかかわらず、ドア扉数の異なる車両はあるがドア扉位置は固定されているので、ホームゲートは、設置できるのに、ドア扉数の異なる車両が運行されていると勘違いしている。
Eエレベーター1基当たり新宿区が設置負担するとした場合、少なくとも500万ぐらい掛かる。
大型化エレベーター要望に、新宿区のさらなる負担増を求めることは、新宿区民判断としては、バランスを欠くかも知れず、同じことは、ホームゲートの様な巨額な設備に関しては、なおさら新宿区に負担を求めることは、陳情としては、得策ではないと思えた。
Fホームゲートに関しては、国が責任を持って、補助制度を設けるべきである。
(※1)2005年現在、基本構想策定要市町村の1/3しか策定されていない中で、普通は、と言われるところに、既に策定された基本構想の交通バリアフリーの志の低さが伺える。
(※2)基準に満たないものを特殊な・・・とか、ホンのわずかな傾向を普通は、・・・とか言って、平気で切り捨てていく、議論の展開の中で、電動車いすを使用せざるを得ない障害者は、どきどきしながら聞いている・・・わたしたちは、利用できなくていいのかよ・・・と。 |
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最終更新日2005.8.16
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