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トップページ>障害者を取り巻く問題>社会福祉基礎構造改革支援費支給制度>介護保険統合議論について(2004.1〜)>6.9障害者の地域生活確立の実現を求める全国大行動
6.9全国大行動 代表団交渉報告
JILのHP上にある報告と合わせてお読みください。JIL(ジル)のHPはこちら

6.9プラカードの面々
障害別を超えた全国475団体の賛同を力に交渉
厚労省・財務省・総務省前でのアピールと平行して、代表団による厚生労働省への申し入れと交渉を行った。
呼びかけ団体の代表に加えて、全国各地から、そして、身体、知的、難病と障害別を超えた仲間約30名が参加し、鋭い追及が繰り広げられた。
厚生労働省からは、障害福祉課から坂本課長補佐、渡辺専門官、精神障害保健福祉課から総務課の藤谷課長補佐が出席した。
冒頭、申し入れ書を読み上げ、475の団体が賛同していることを付け加えて提出した。
申し入れに対する回答を求めると、「本日は申し入れを受け取るということで設定したので、責任ある回答ができない」との形式的な対応を当初は繰り返していた。しかし、参加者から、「社保審・障害者部会では6月25日にとりまとめを行う予定になっているではないか。ちゃんと我々の要望に答えろ」と次々に声があがる。
「1月に塩田障害保健福祉部長が『障害者団体の反対することは、進められない』と言った発言は、今も生きているのだろう」「今日、これだけ沢山の仲間が集まって反対の声を出している、そのことをどう考えているのか」との追及を行った。
それに対して、「障害者団体の中にも意見があり、賛成している団体もある」と居直りとも言える回答に対して、ピープルファーストの仲間からは「ピープルファースト介護保険に統合しないでほしいと反対の声を上げている」との発言があった。さらには、「今日の行動には、身体、知的、精神、難病という枠を超えて集まっている。地域で障害者の自立支援をしている団体は障害別を超えて反対、不安の声が多い。それを押し切るつもりか?」との声があがる。
統合に賛成・反対
−二者択一の議論を迫っているのは厚労省だ!
−6月18日前後に申し入れに対する回答と交渉を確認
厚労省側は、「現状の介護保険に統合されることに不安があるのはもっとも。しかし、現状の介護保険への統合に賛成か反対かの二者択一ではなく、色々な案を出し合う議論をしてほしい」との説明を行った。だが、「具体的な内容を明らかにせず、二者択一の議論を迫っているのは厚労省ではないか」「6月4日の審議会でも内容のないたたき台しか出ていないのに、後2回の議論で拙速にまとめようとしているではないか」「具体的な案はいつ出るのか」と次々に追及。
それに押されたのか、「6月25日の部会に具体案が出る予定」との発言があった。言うまでもなく、6月25日は障害者部会最終日。「最終回に突然、とりまとめメモのような代物を出して、議論もさせずにまとめるつもりか!」「今日の申し入れにちゃんと答えろ!」と追及は進む。
さらに、ALS協会の方からは「介護保険が始まった時に、どれだけALS(筋萎縮性側索硬化症)の者は苦しんだか分かりますか。介護保険に問題があったから、多くの仲間が在宅での生活ができず、家族も苦しんでいる。去年、やっと支援費が始まって在宅での生活ができるようになったと思ったら、また介護保険への統合というのは無茶苦茶。私たちにとっては生命に関わる問題。責任をもって答えてほしい」と切実な声が出された。
精神障害当事者からは、「介護保険に入ったら精神も身体や知的と同じようなシステムになるということが急に言われだしている。しかし、精神障害の当事者団体は以前から支援費制度のシステムに精神も入れてほしいと言ってきたのに無視されてきた。そのことについてどう考えているのか。これまでの施策の総括を真面目にしてほしい」との提起があった。
そうしたやりとりの末、「6月18日に団体のヒアリング、25日に部会のとりまとめというスケジュールがあるのだから、18日までに私たちの要望に対する回答とやりとりの場を持ってほしい」との提起を行った。
何度かのやりとりの末、「6月18日前後に、本日の申し入れに対する回答とやりとりを、責任を持った者が出席して行う」との確認をし、交渉を終えていった。
(文章:尾上)
その後、6月22日に回答がでることになり、代表団が出席することになりました。
最終更新日2004.6.23
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